株式投資初心者のためのデイトレード&スイングトレード
■先輩トレーダーの失敗談

●ナンピン買い下がり


勤め先の会社の持株会に加入して以来株式に係わって30年になります。はじめの22年は年間5,6回前後の売買でうまく行ったり失敗したりでしたが住宅資金の一部くらいの利益を出しました、株式投資手法の勉強などほとんどせず、銘柄選定は四季報を見て、来期、再来期の好業績予想が未だ株価に反映されていないのではないかと思えたもの、あるいはPERが不当に?低いものを買うという単純なものでした。予想に反して株価が下がり続けた場合にはナンピン買いを何度かいれて塩漬けにしておくと1年も経てば値が戻って結局は利益が出るという経験を1990年のバブル崩壊後さえも含めて何度かしました。要するにナンピンを悪とは思わず、当たり前の手法であるという考え方が身についていたのです。

1996年から1998年末までの約3年間は海外勤務でしたので株からは遠ざかっていました。
1999年初から1998年10月下落の回復を狙って海外勤務手当てなどで得た資金を元にしてかなりの金額を使って本格参戦しました。手法は従来と変わらずでしたが1999年前半の上昇にうまく乗って40% くらいの利益を得ました。同年8月から9月にかけてまたあらたに7,8銘柄買い込みましたが、いずれもIT銘柄ではなくて、ITバブルの圏外で値下がりはじめました。いつものとおりナンピン下がりをやりました。それでも2000年の前半頃には値が戻ってやれやれ売りで損失を免れた銘柄が4,5件ありましたので、下がり続ける銘柄は相変わらずナンピン買い下がりを続けました。

その中にマイカルがありました。1999年8月700円台から始まって、経営不安情報に気が付かず、結局2000年8月300円台まで14,000株もナンピン買い下がりました。2001年3月になって経営不安が表面化しましたが、あまりの金額でしたから、まさかこんな大企業が潰れる事はあるまいという勝手な期待で損切り処分に踏み切れませんでした。同年8月にやっと半分を90円台で処分はしたものの、半分は未練で残し結局破綻決定した9月18日に2円で処分。合計で500万円以上の損失。
さすがにマイカルで懲りて買い下がり続けることは止めましたが、その前にナンピン買い下がりしてしまって現評価損50%、60%という状況の銘柄を未だに塩漬けで抱え込んでいます。結局1999年前半の利益は全部消えて現状はマイナスです。

(東京都 GOUGO13さん)


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